PRODUCTS 製品紹介

高精度アルミと究極の技術が融合した これまでにないオーディオラックの誕生。

ALVENTO AR アルミ合金製高性能ラック

オーディオ機器は、熱や振動、電磁波から大きな影響を受けます。
それらは音質を劣化させ、さらには機器自体の故障の原因にもなります。
熱伝導率が高く、非磁性体のアルミニウムでその問題を解決すべく、
「ALVENTO AR」が誕生しました。

最高の音色を実現 そのためだけに生まれたラック

アルミ合金のメリット

アルミ合金は経年変化がなく、木製ラックなどのように仕上げの塗装も必要ないため、質感の良さに加えノイズの抑制にも繋がります。
また非磁性のため、振動や熱対策だけでなく電磁波対策にも効果を発揮します。

優れた制振性

棚板は支柱のスリットに挟み込むように固定。もともとアルミ合金の強度は木製品の7~10 倍とされていますが、
この方法により極めて頑固な構造体となり、曲がったり撓んだりすることはありません。無駄のない構造により実現したシンプルで美しいラックはオーディオ機器のデザインを引き立てます。
底部は独自構造のインシュレーター構造により優れた制振性を実現しています。

熱を吸収拡散するAR-Board

独自開発された棚板[AR-Board] は、精巧な切削技術から作られる裏面の彫り込みが最大の特徴です。この彫り込みにより平らな面より1.5 倍の表面積が確保でき、アンプなどから生じる熱を効果的に吸収・拡散します。

この画期的な技術により、ラック内の温度を常に適正に保つことができます。さらにこの彫り込みが、振動を分散させる効果も果たしています。

アルミ無垢板と
彫込板の表面積比較

無垢板
247,835mm2
彫込板
364,776mm2
比較(%)
147.2%(約50% 増)
アルミ版
木版

USER’S VOICE 使用者の声

6人の評論家が語る魅力

  • 石原俊 Shun Ishihara

    石原 俊Shun Ishihara

  • 井上千岳 Chitake Inoue

    井上 千岳Chitake Inoue

  • 小原由夫 Yoshio Obara

    小原 由夫Yoshio Obara

  • 林正儀 Masanori Hayashi

    林 正儀Masanori Hayashi

  • 土方久明 Hisaaki Hijikata

    土方 久明Hisaaki Hijikata

  • 福田雅光 Masamitsu Fkuda

    福田 雅光Masamitsu Fkuda

オーディオ評論家石原 俊Shun Ishihara

振動と熱を効率的に吸収拡散
冷徹なまでに音が澄み切る

あらゆるオーディオ機器はメカトロニクスであって、すべからく設置環境の影響を受ける。なかんずくラックの影響は大きく、技術が成熟した現代にあって、システムの音を決定づけるキーパーツといっても過言ではない。ALVENTOのオーディオラックの大きな特徴は、超高度な切削技術で加工したアルミニウム合金だけを使用していることだ。構成要素は4本の支柱と、床に接するインシュレーターと、棚板と、棚板を固定するネジだけである。

棚板の裏面には精巧な切削技術によって形成された放射状の彫り込みがなされており、この処理によって平面の1.5倍の表面積が得られることから、アンプから放射される熱を高効率に吸収拡散することができる。そのサウンドは、音像の剛性が高く、音場が冷え冷えとするほど澄み切っていて、怜悧な刃物を思わせる冷徹な音楽表現をする。熱を帯びにくいので、長時間聴いても音がダレることがない。制振性能も抜群で、床を補強したような効果が期待できる。

オーディオ評論家井上 千岳Chitake Inoue

広範囲にエネルギーが満ちていき
的確かつ正しいサウンドを引き出す

エネルギーの出方が一番の特色ではないかと思う。レンジが広く、その広い範囲にわたって一様に力強いエネルギーが乗っている。ことに低域では普段より一回り深い帯域までくっきりとした輪郭が描かれ、その響きが澄み切って周囲に浸透する。音が低くなったのではなく、通常はぼやけてわからなくなってしまうようなところまで明瞭なのだ。
こうした低音の力感に支えられて重心は落ち着き、高域の端の方まで濁りのない音調が伸びている。その一音々々の彫りが深い。

ジャズやピアノ・ソロを聴けばそれは明らかで、ウッドベースの厚く軽快なタッチ、ドラムの底力、ピアノの強靭な立ち上がりなど、低音であっても表情が豊かで変化が生き生きとしている。オーケストラは強弱の差が大きく、表現の幅が広がって説得力が高い。
一方で声楽やバロックのような音楽では、静かで繊細な音調に濁りがなく緻密さに溢れている。エネルギーが強いだけではない。それが適確にコントロールされ、正しく再現されていることに特質を感じるのである。

オーディオ評論家小原 由夫Yoshio Obara

実際に自宅試聴室にも導入する
機器の本性を容赦なく暴く求道者

ALVENTOを自宅システムに導入して以来、 オーム貝を彷彿させる棚板裏側の切削加工がこのオーディオラックのサウンドパフォーマンスに明確にいい影響を与えていることを実感している。フォルム全体の視覚的な美しさも申し分ない。
アルミニウムの単一構造に関して、固有振動/共振を危惧する声もあるだろうが、高い寸法精度と堅牢な造り、そして前述の棚板裏面の切削加工によって、そうした心配は無用と申し上げたい。
何より放熱性を考えて表面積拡大を狙った件の加工が、無共振化と高S/Nという副産物を齎らしたのである。本ラックに機器を設置すると、分解能が向上して情報量が高まったような印象を受ける一方で、プアな設計のオーディオ機器の弱点を容赦なく暴く一面に求道的な頼もしささえ感じる。

先日、1m長のフレームに交換し、棚板を増設して5段にした。リファレンス機器が整然と収まったことで、拙宅システムにおいては益々手放せない存在となっている

オーディオ評論家林 正儀Masanori Hayashi

究極の精度が導くオーディオの愉悦
コンポの性能をストレートに伝える

ここまで精密で美しいラックがあっただろうか。ALVWNTOの「ARシリーズ」に触れてまず感じるのは、オーディオアクセサリーの常識を越えた加工精度の高さであり、アルミ合金の質感美あふれるシンプルな造形だ。カナヤママシナリーと米三とのコラボが生み出した傑作である。
極めて強固であるし、S/Nや透明度を高めストレートにコンポの性能を引き出してくる印象だ。
だがさらに魅力がある。僕が興味を持ったのが、オーム貝をイメージしたような棚板裏の彫り込みだ。何に効くのか?放熱作用と振動対策、そのダブルの効果であるが、確かにウォームアップされたアンプがほどよくクールダウンされ、表現にゆとりを感じさせる。熱も振動もこもらず、全域で硬さがほぐれてスカっとぬけがよい。ヴォーカルはさらにニュアンス深く、ピアノは瞬敏な立ち上がりだ。
ベースは深く弾力的な音階を刻み、オーケストラの雄大な立体構造がリアルに描かれた。究極の精度がもたらすオーディオの愉悦である。

オーディオ評論家土方 久明Hisaaki Hijikata

全帯域にみなぎる音の躍動感
現代オーディオラックの結晶

弩級の国産オーディオラックが出現した。構成する全てのパーツがアルミニウム合金製で、しかも5 軸の最新鋭加工機を用い超精巧に切削された上でアッセンブルされる。
アルミを単一素材として使用した眩いデザインも魅力で搭載するオーディオ機器を美しく引き立ててくれる(この点は現代のオーディオラックに求められる重要な要素だ)。
自宅でアルベントを試したが、僕はこのラックの持つ音質変化に驚嘆した。全帯域に躍動感が付与され、ヴォーカルや楽器が押し出しの良いエネルギーとして伝わってくる。グルーブが高く音楽的な旨味を引き出してくれるラックだといえる。

アルミニウムは熱伝導率が高く非磁性であり電磁波遮断にも優れるなど数々のアドアンテージがあり、近年はハイエンドオーディオブランドが上位モデルに切削アルミシャーシを採用する例も増えているが、アルベントはまさにそのオーディオラック版だといえる。

オーディオ評論家福田 雅光Masamitsu Fukuda

透明感と高精度な表現力を備え
美しさも追求した価値あるラック

天板の裏面には美しい共振対策の文様が高精度に刻まれ、まるで高度なインテリアにも使えるグレードだ。総アルミ素材のオーディオラックは経験がなく、素材の音質はどのように調整されているか興味深い。
CDプレーヤーを設置してテストすると、とても明るく澄んだきれいな音でSNも高い。混濁はなく歪感も少ない。トーンバランスは多少高音で上昇する傾向はあるが、低音は締まりを効かせ分解力やコントラストがしっかり表現されることは魅力である。
重厚にデッドな音質を目指すには最適とはいえないが、中音高音の美しい旋律や澄んだ空間音場の広がりなどに素晴らしい効果がある。
ただ、これは絶対的な傾向ともいえなく、設置する機器の脚に軟性制振インシュレーターを追加併用すると、その効果が反映するため効果を調整することも可能である。とにかく魅力の主体は、この美しい素材構造にあり、そして、透明感の高い精度のしっかりした表現力に価値を備えている。

お客様からのお声

お客様アイコン

待って良かった。ALVENTO
ラックを購入して大正解

アルミ合金だから可能なシンプルで強固な作りと滑らかな質感、目立ち過ぎない色合いは写真どおり。
付属の台形インシュレータも手抜き無しにキッチリ作ってある。 アキュフェーズ(パワー、プリ、セパプレイヤー)が測ったようにピッタリ収まり美しい外観に満足(^^) 特徴である棚板裏の彫り込みがどれだけ効果的かは不明だが、俄然ピュアな音に生まれ変わった。
旧ラックもそれなりの物だが情報量と透明度が格段にアップし、エネルギーに満ちた音が立体的に広がり気持ち良い。
懸念していた音質の偏り(不自然さ)も全くない。 数年前からラック買い替えを検討してたが、ピンとくるものが無く躊躇していたが待って良かった。
 まだ評価実績のない高価なALVENTOラック購入は、かなり冒険だったが大正解。

LINE UP 製品ラインナップ

AR-1

¥344,190 (税込)

重量(台座含む) 18kg

耐荷重 棚板200kgまで

棚板付属枚数 底板×1

購入はこちら

AR-2

¥546,370 (税込)

重量(台座含む) 18kg

棚板可動間隔 50mm

耐荷重 各棚板200kgまで

棚板付属枚数 ARボード×1,底板×1

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AR-3

¥715,550 (税込)

重量(台座含む) 26kg

棚板可動間隔 50mm

耐荷重 各棚板200kgまで

棚板付属枚数 ARボード×2,底板×1

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AR-4

¥880,770 (税込)

重量(台座含む) 34kg

棚板可動間隔 50mm

耐荷重 各棚板200kgまで

棚板付属枚数 ARボード×3,底板×1

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AR-5

¥1,124,310 (税込)

重量(台座含む) 34kg

棚板可動間隔 50mm

耐荷重 各棚板200kgまで

棚板付属枚数 ARボードW×1,ARボード×3,底板×1

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AR-Board

Flame

パーツ単品の購入承ります。
詳しくはお問い合わせください。

製品仕様

  • 商品名
    ALVENTO® AR
  • 素材
    アルミニウム合金※1
  • 仕上げ
    アルマイト仕上げ※2
  • 原産国
    日本
  • 保証期間
    1年
  •  
     

※1素材は、A5052のアルミニウム合金を使用しています。

※2アルマイト仕上げを施してますが、ロットによって若干の色味が異なる場合がございます。

ARシリーズは、AR-Board・AR-Flameとも、無垢材の切削となります。

AR-FlameとBoardは、ステンレス製SUS304 のボルト接合となります。

組み立てについて

お客様にて組み立てをいただいておりますが、組み立て品を発送することも可能です。その場合は、送料を含めて都度見積もりとなりますので、お申しつけください。

発送タイミングについて

ご注文・ご入金確認後、1週間前後で発送させていただきます。

サイズオーダー承ります。
詳しくはお問い合わせください。

NEWS お知らせ

季刊・オーディオアクセサリー 177号 SUMMERに掲載されました

オーディオ評論家 小原 由夫氏による視聴室への導入記として紹介されました。

2020.09.14

Alvento_ARシリーズに新商品が登場

AR(オーディオラック)シリーズに新たにAR-1とAR-5が追加されました。

2019.11.21

オーディオアクセサリー銘機賞2019にて、特別賞受賞

Alvento_AR が『季刊・オーディオアクセサリー』誌主催"オーディオアクセサリー銘機賞2019"の特別賞を受賞しました。

2018.11.21

季刊・オーディオアクセサリー 169号 SUMMERに掲載されました

注目アクセサリーとして紹介されました。

2018.5.21